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がん薬物治療学コース
1.なぜこのコースを作った?
福岡大学薬学部に「がん薬物治療学コース」を設置した理由は大きく以下の4点です。
1)がんの薬物治療は、大変複雑で高度な専門知識を必要とするものです。
通常のカリキュラムでは、十分ではないがん薬物療法に関する実践的な知識・技術を本コースで付加的に学ぶため
2)今後、過剰になることが予想される薬剤師の中で、福岡大学薬学部ならではの”がんの薬物療法に強い”独自性を持った薬剤師を育成するため
3)がんに関連する認定薬剤師や専門薬剤師の資格取得を目指すためには、①がんに関する知識、②薬剤師としての実務歴、③自身が関与した症例報告が必要です。本コースによりがんに関する深い知識を得ることで、在学中に①の条件を満たすことができ、卒業後、早期に各種資格を取得できるようにするため4)大学院に進学し、がんについて更なる専門性を追求するため
2. どのようなスケジュールで学ぶ ?
1)コース専攻学生の選抜は、1年生の成績(年間の平均点・GPA)を用います。コースの受け入れ人数は約30名です。
2)コース専攻学生は、2年生から6年生までに①と②の2種類の専門教育科目を履修します。
① コース専攻専門教育科目(上図①)は、がんに特化した科目で、コース専攻学生だけが履修できます。
② 専門教育科目(上図②)は、薬剤師国家試験に必要な科目で、非専攻学生と共通です。
ただし、コース専攻学生の履修科目には、コース必須の科目が含まれています。コース専攻学生が必ず単位を取得しなければならない科目であり、1科目でも不合格となるとコースから除外されます(除外されても進級には影響しません)。
3)コース専攻学生においては、コース修了後に福岡大学薬学部が認定するコース修了認定証を授与します。
4)コース専攻学生と非専攻学生はともに、薬剤師国家試験を受験できます。さらに、がんの知識を活かして大学院に進学することも可能です。4. 目指す薬剤師像は?
このコースでは臨床現場で必要とされる薬物療法に関する実践的な知識を幅広く学びます。そのため薬剤師に必要とされる薬物療法に関する知識だけでなく、これから必要とされる「患者をみる力」を習得できます。その結果として、特に”がんの薬物療法に強い”、”卒業後に即戦力となる”薬剤師になることができるでしょう。さらに本コースで学んだ高度な知識と技能は、大学を卒業後、将来的にがん指導薬剤師やがん専門薬剤師などの認定薬剤師*2になる際に大きな助けにもなるはずです。
*2このコースを終了しても専門・認定薬剤師になれるわけではありません。専門・認定薬剤師になるためには卒業後の実務経験が必要です。5. 誰が教える?
本コースでは、がん専門薬剤師*3またはがん指導薬剤師*4の資格を有した薬学部教員が中心に講義や演習を実施します。
*3がん専門薬剤師:高度化するがん医療の進歩に伴い、薬剤師の専門性を活かしたより良質かつ安全な医療を提供するという社会的要請に応えるため、がん薬物療法等について高度な知識・技術と臨床経験を備える薬剤師として認定されています。
*4がん指導薬剤師:がん専門薬剤師の育成および指導などを行える上級資格として認定されています。
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