<薬物送達学>
薬物を①必要な部位に、②必要な量を、③必要な時間だけ送り届けることができれば、薬物による治療効果を最大限に発揮でき、薬の副作用を最小化することができます。このように薬物による治療効果を最適化するための「工夫(手法)」がDDS(Drug Delivery System, 薬物送達システム)です。薬物送達学研究室では、臓器、細胞及びオルガネラへのターゲティング(標的指向化)や薬物及びプロドラッグ(化学構造を変換した薬物)のDDS技術を用いて副作用が少なく優れた治療効果を持つ新しい薬の開発を行っています。