▲▽▲カワラヨモギ▲▽▲
キク科

Artemisia capillaris


[性 味] 苦、微寒

[帰 経] 脾・胃・肝・胆

 東アジア各地の海岸や川岸の砂地にみられる多年草。
草丈30〜80 cm。和名の由来は河原に生えるヨモギの意。
春の頃の根生葉には銀白色の毛がびっしり生えており見た目も美しい。
そして花の頃にはこれらの根生葉は枯れて、裂片が糸状になった無毛の葉だけが残り、別の植物かと思うほど様変わりする。

 夏〜秋に多数の小さい頭状花が穂状に茎の先に付き、この花穂が生薬「茵チン蒿(チンはくさかんむりに陳)」となる。
また、「綿茵チン」は、春先の幼苗を採取したもので、中国ではこちらを用いている。
漢方では消炎、利胆、解熱、利尿薬。黄疸、肝炎、胆嚢炎等に応用される。
中医では利水滲湿薬で清熱除湿・退黄の効能があり、黄疸の妙薬。

漢方処方:茵チン好蒿湯、茵チン五苓散