がん of web

がん

白血病の治療

図1flower cell.jpg


ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-1)は日本で発見された世界最初のヒトレトロウイルスであり、日本に110万人の感染者(キャリア)がおり南西九州地方出身者にキャリアが多い。長期潜伏後成人T細胞白血病(ATL)を発症させる事から、ウイルス側の要因のみならず宿主における免疫低下がATL発症に関与する事が推察される。ATL患者の殆どは治療抵抗性を示し、急性型は骨髄移植等の治療法を用いても殆どの患者が発病後1年以内に死亡し予後不良である。有効な治療法がない現状において、ATL細胞の増殖抑制する薬剤や細胞性免疫の賦活化による感染及び腫瘍細胞の排除に働くATL発症の予防・治療法の確立が焦眉の急であると考えられる。


当研究室では、ATLを中心とした白血病細胞における長寿遺伝子発現と機能を解析し白血病治療応用への可能性を検討しています。またATL発症に宿主の免疫低下の関与が示唆されている事から、原因ウイルスであるヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-1)キャリアとATLにおける長寿遺伝子の発現と機能を検討しその免疫老化における役割の研究を行っています。

民間伝承植物成分におけるガン予防薬および治療薬としての可能性

reisi.jpg

日本人の死因第一位はガンである。漢方薬や民間伝承薬は、ガン化学療法に用いられる薬剤と違って副作用がほとんど認められず、また実際にガンが縮小したという口コミから、多くの患者が病院で行われる治療とは別に服用する。

当研究室では、このような天然物を用いた治療において効果のメカニズムを明らかとし、より安全でより効果的な使用方法の提示を目指しています。また、作用部位および成分の同定を行うことで新たな抗ガン薬・抗ガンサプリメントの可能性を研究しています。