一般目標シラバスより
到達目標シラバスより
学習方法シラバスより
授業時間外の学習(予習・復習)シラバスより
成績評価基準および方法シラバスより
テキストシラバスより
授業計画シラバスより
一般目標
 薬学教育モデル・コアカリキュラムの薬学専門教育のうち、C1〜C7は物理系薬学および化学系薬学であり、薬学の根幹をなす分野であるとともに、医学教育と最も差別化できる分野でもある。本講義では、C1:物質の物理的性質、C2:化学物質の分析、C3:生体分子の姿・かたちをとらえる、C4:化学物質の性質と反応、C5:ターゲット分子の合成、C6:生体分子・医薬品を化学で理解する、C7:自然が生み出す薬物の各セクションについて、要点を整理するとともに、薬学共用試験(CBT)に対応できる基礎知識の集大成と強化を図る。
到達目標
【化学構造】
01.薬物の基本的骨格や構造と名称を列挙し、説明できる。
02.医薬品に関係する無機化合物、金属錯体の例を挙げて説明できる。
03.薬物における立体異性体について、種類、表示法、分離法、合成法を説明できる。
【化学反応性】
01.薬物における原子や分子の性質を理解するために必要な、化学結合の成り立ち、軌道
  の混成、分子軌道、共役や共鳴、各種分子間相互作用の例を挙げて説明できる。
02.医薬品の成り立ちを理解するために必要な、基本的化学反応や官能基などの基本的
  な反応性について列挙し、説明できる。
【物理化学的性質】
01.薬物の基本的性質を理解するために必要な、化合物の物性、束一的性質などの溶液
  の性質、化学平衡、さらに、物質の状態変化や化学変化に伴うエネルギー変換につい
  て説明できる。
02.物質としての医薬品の生体内挙動や安定性を理解するために必要な、化学反応速度
  論、および反応速度に影響を与える諸因子について列挙し、説明できる。
【分離・精製法、定性・定量分析】
01.医薬品の検出と定量のために必要な、クロマトグラフ法、電気泳動法について例を挙げ
  て、説明できる。
02.医薬品の検出と定量のために必要な、定性試験、定量の基礎について例を挙げて、説
  明できる。
【構造解析法】
01.医薬品の構造を理解するために必要な有機スペクトル解析、物理学的および分光学的
  構造解析法の基本的な原理、方法について説明できる。
【物理的診断法の原理】
01.画像診断技術や光学技術について説明できる。
【生薬および天然由来の医薬品】
01.日本薬局方収載の生薬について、薬用部位、用途、成分、確認試験法、副作用などを
  列挙し説明できる。
02.代表的漢方処方について、構成生薬の基原、用途、確認試験法などを列挙し、説明で
  きる。
03.天然物由来の医薬品について、構造、骨格、生合成、用途などを列挙し、説明できる。
学習方法
 プリント(講義資料)と板書による講義形式、またはパワーポイントやOHPを用いた講義形式で行う。
授業時間外の学習(予習・復習)
 1〜3年次の講義ノートや教科書などを用い予習すること、および講義終了後に復習すること。
成績評価基準および方法
 定期試験で総括的評価を行う(100%)。定期試験の成績から、出席状況、受講態度により減点することもありうる。
テキスト
 プリント(講義資料)を配布するほか、随時1〜3年次に使用した教科書も参考にする。
授業計画
01.C6(1)【生体分子の化学構造】、【生体内で機能する複素環】、【化学から観る生体ダイナ
  ミクス】、(2)【医薬品のコンポーネント】、【医薬品に含まれる複素環】、【医薬品と生体高
  分子】、【生体分子を模倣した医薬品】(須本)
02.C5(1)官能基の導入・変換、(2)【炭素骨格の構築法】、【位置および立体選択性】、【光学
  活性化合物】、【総合演習】(田川)
03、04.C4(3)【概説】、【有機ハロゲン化合物】、【アルコール・フェノール・チオール】、【エー
  テル】、【アルデヒド・ケトン・カルボン酸】、【アミン】、【官能基の酸性度・塩基性度】(山
  方)
05.C4(1)【基本事項】、【有機化合物の立体構造】、(2)【アルカン】、【アルケン・アルキンの
  反応性】、【芳香族化合物の反応性】(丸岡)
06.C1(1)【分子間相互作用】、(2)【気体分子運動論】、【エネルギー】、【自発的な変化】、(3)
  【溶液の化学】、【電気化学】(池田)
07.C1(3)【物理平衡】、(4)【反応速度】、【物質の移動】(安藝)
08.C2(1)【酸と塩基】、【各種の化学平衡】、C6(1)【生体内で機能する錯体・無機化合物】、
  (2)【生体内分子と反応する医薬品】(壬生)
09.C2(2)【定性分析】、【分析の準備】(山口)
10.C2(2)【クロマトグラフィー】(山口)
11.C2(3)【化学平衡】、【定量の基礎】(能田)
12.C2(3)【分析技術】、C3(1)【分光分析法】、【核磁気共鳴スペクトル】、【質量分析】、C4(4)
  【総論】、【1H NMR】、【13C NMR】、【IRスペクトル】、【紫外可視吸収スペクトル】、【マスス
  ペクトル】、【比旋光度】、【総合演習】(藤岡)
13、14.C7(1)【生薬とは何か】、【薬用植物】、【植物以外の医薬資源】、【生薬の同定と品質
  評価】、(3)【漢方医学の基礎】、【漢方処方の応用】(金城)
15.C7(1)【生薬成分の構造と生合成】、【農薬、香粧品としての利用】、(2)【シーズの探索】、
  【天然物質の取扱い】(大川)