機能性食品の開発を目的とした基礎的研究
 身近な機能性食品の癌や生活習慣病に対する効能効果を細胞実験や動物実験にて科学的に証明します。また、どの成分がなぜそのような効能効果を示すのか(効能効果発現機序)について解明するため、効能効果を示す成分の抽出、同定を行います。
創薬を指向したリード化合物の創製に関する研究
 医薬品・農薬・香料・食品添加物・その他種々の機能性分子にはヘテロ原子を含む環状骨格を有するものが数多く見られます。そのヘテロ環化合物の中から、ピラゾールおよびチアゾリジンの化学的性質に着目し、それらの骨格を組込んだ新規誘導体を合成します。新規合成化合物が前駆脂肪細胞や腫瘍細胞等に対してどのような影響を及ぼすのかを研究し、創薬におけるリード化合物の創出を目指しています。
新規薬物治療効果判定法の開発を指向した基礎的研究
 腫瘍細胞が消費・産生するアミノ酸のHPLC分析およびデータの統計解析を組み合わせることで、複数のアミノ酸濃度のバランスから腫瘍細胞の状態を把握する方法論の開発を目指して研究しています。
 具体的には、腫瘍細胞に抗悪性腫瘍薬を添加し、アミノ酸濃度のバランスの変動から抗悪性腫瘍薬の治療効果を判定する方法について基礎的検討を行っています。