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福岡大学 薬学部
衛生化学教室

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    • 私たちは,タンパク質,糖質,脂質などの栄養素を摂取し,生命活動を維持しています.栄養素以外にも,病気の治療に使われる医薬品,生活や産業活動に必要なさまざまな合成化学物質,今話題のダイオキシンや排気ガスに含まれる発癌物質などの環境化学物質が,さまざまな経路で私たちの体の中に入ってきます.私たちの体に通常必要ないこのような物質は「生体異物」と言われます.生体異物の中には,私たちに好ましくない作用を示すものがあります.一般に,体の中に入ってきた生体異物の多くは,代謝を受け極性をもつ化合物に変化し,体外に排泄されます.しかし,生体異物によっては,代謝を受けることによって反応性に富む代謝物に変化するものもあります.この代謝物がタンパク質や核酸に結合したり,生体内抗酸化物質であるグルタチオン濃度の減少や活性酸素生成を促進し(酸化ストレス),その結果.細胞毒性や遺伝子毒性が現れると考えられています.
    • 私たちの研究室では,医薬品や環境化学物質の代謝ならびに生体や細胞への作用について代謝物を含めて研究を行っています.