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ふくやくプロジェクト
ふくは、福岡の「ふく」、幸福の「ふく」 やくは、薬学の「やく」、役立つの「やく」
ふくやくプロジェクトとは?
ふくやくプロジェクトは、2023年度に福岡大学薬学部の若手教員の有志が始めた薬学的プロジェクト学習(Pharmacy Project-based learning:PPBL)です。
本プロジェクトの目的は、薬学部の学生が将来のキャリアに必要な意欲、態度、能力を育成することです。その達成のため、低学年時から学生に地域・医療・薬学に関わる課題に能動的に取り組ませ、薬学と社会の繋がりを深く考えさせます。このアプローチにより、卒業後のキャリアに対する学生の思考プロセスを、「何になりたいか(職種)」から「何をしたいか・取り組みたいか(課題)」へと導くことを目指します。学生は主体的にアイディアを出し、その実現のために自ら行動し、社会実装(イベント開催、予算獲得、研究開発、特許申請など)を目指します。
このプロジェクトを通じて、社会人基礎力の向上、マナーの習得、人脈形成といった社会性の成長はもちろん、研究への意欲や薬学への興味向上など、学修面でのレベルアップも期待できます。
ふくやくプロジェクト紹介動画
対象学生
2023年度学生メンバー: 36名(1年次22名、2年次14名)の7班
授業方法
本プロジェクトは、正規の授業外で実施します。大学の成績や単位とは無関係です。SGD(スモールグループディスカッション)や実践演習などの参加型学習で、学びを深めます。大学以外にも薬剤師会などの業界団体や行政、企業、薬局、病院など様々な関係者と協議して授業を進めるので、幅広く見識を広げることが可能です。
プロジェクトはシーズン1からシーズン3までの3つの段階で構成されています(下記)。初歩的な分析法(市場分析やメカニズム分析等)やビジネスマナー、プレゼンテーションセミナー、金融リテラシー、マネタイズなど社会に出て必要となる知識、態度を学びます。
内容により外部講師が講義するので、より専門的で最先端の知見に触れたり、薬剤師が活躍する様々なフィールドを知ることができます。
本授業の大まかな流れは以下のとおり、
1. 主課題の提案
2. 学生によるテーマ決定
3. テーマの調査、情報収集
4. まとめ、ポスター作成
5. ポスター発表
2023年度授業実績
2023年度 主課題: 薬局が社会や地域に貢献する方法
(各班のテーマ内容)
A班:お薬手帳の改善、お薬手帳を広めるイベントの開催
B班:残薬アートを作ろう!
C班:知ってもらおう!健康サポート薬局
D班:薬局の待ち時間が長いという問題に関して
E班:残薬に対する意識向上プロジェクト
F班:かなやまフィエスター高齢者に優しいまちづくりー
G班:MediPact ~災害時の備えと意識向上~2023年度 学生の成果ポスター
薬を通して人の為に役立ちたい、その情熱が原点
質の高い専門家としてはもちろん、信頼を寄せられる薬剤師に
福岡大学薬学部〒814-0180
福岡市城南区七隈8丁目19-1福岡大学薬学部
092-871-6631 (内線 2262・2263)
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